2025/05/30 更新
5.30(FRI)公開!映画「BADBOYS‐THE MOVIE-」から桐木司役の豆原一成(JO1)が来広🎤
シリーズ累計発行部数5,500万部、広島を代表する漫画家・田中宏による伝説的不良漫画『BADBOYS』が映画化! 5月14日、主人公桐木司を演じる豆原一成(JO1)が、「マツダ スタジアム」での始球式のために広島入り。5月30日(金)に公開を控えた今の思いを聞いた。
初主演のオファーを貰った時のお気持ちは?
原作が皆さんに愛されている作品ですし、プレッシャーはありました。ただ、自分も中高生の時にはヤンキーとか不良に憧れる部分もあったので、お話をいただいた時は嬉しかったです。本当に全力で頑張りました!
ご自身はどんな中高生でしたか?
スポーツが大好きだったので、野球やって水泳やって…本当に割と真面目な学生生活でしたね。
主人公の桐木司も、映画の冒頭では真面目な学生。でも最後には暴走族のヘッドになります。映画という短い時間の中で変化をつける役作り、苦労されたのではないでしょうか。
司がどんどん変わっていくことを映像で見せる必要があったので、そのあたりはだいぶ研究しました。体作りのトレーニングもですし、殴られて「痛い」という表現も。最初と最後でレベルが全く違うんですよ。前半で弱いやつに殴られてる時と、ラストで一番強い段野(兵頭功海)に殴られる時のリアクション。司の中では人生で初めてってくらいの重いパンチを受けるわけですから。食らった時の表情とか、発する一言一言はかなり意識しました。
アクションシーンでは、JO1でのダンス経験が生きたりは…?
アクション練習の時には動きを教えてもらうんです。手足の動作はダンスでも覚えるので、スッと入ってはくるんですけど…。ダンスは他の人と横に並んで見せることが多いんですが、アクションは人と人が対面。タイミングを合わせながらリアクションも取るっていうのが、ダンスとは全く別物でしたね。アクションはお芝居の1つだって実感しました。
コミカルなシーンも作品の魅力の一つです。
僕は普段、ああいう感じじゃないんですけどね! 割と落ち着いている方と言いますか。司みたいに表情をコロコロ変えたり、オーバーリアクションしたりは、お芝居でも今までなかったので、挑戦でした。自分の演技を見た時、我ながらカワイイなって思いました(笑)。
©田中宏・少年画報社/映画「BADBOYS」製作委員会
豆原さんから見て、司はどんな人間なんですか?
ちょっと変なことしても、それが愛おしさに変わるというか…それって誰にでも出せる雰囲気じゃないですよね。そして、自分が思ったことに対して真っすぐに進んでいく、かっこいい男の子だなと。だから人が付いてくるんだと思います。僕もそういう人間になれたらなって。
JO1メンバーからは、司が夢に向かっていく姿が豆原さんそっくりって声もありましたけど…。
嬉しいですね(笑)。立ち振る舞いや表情は違いますけど、内心とか、「絶対にやってやるんだ!」っていう気持ちは、似てる部分があるのかも。
不良グループ「極楽蝶」の仲間4人のシーンが友達同士みたいでとてもよかったんですが、現場の雰囲気は?
こんなにも同世代だけでお芝居するのが初めてだったんです。撮影現場も楽しくて、みんな今でも友達で仲良くさせてもらってます。その雰囲気が出てたんじゃないかな。ベースに仲の良さがあるから、真面目な話とか、ここはこう見せようって話とかもうまくコミュニケーションが取れましたし。4人のいいところが出せたんじゃないかと思います。
アドリブも入ったんですか?
司が久美ちゃん(井頭愛海)と2人でバイクに乗るシーン。あそこは、監督に何喋っててもいいよって言われたので、本当にその時思ったことを喋ったりしてました。
主題歌『Be brave!』がデジタル配信スタートしました。映画のための書き下ろしだそうですが。
JO1メンバーの(河野)純喜君と(金城)碧海君が作詞してくれました。映画の内容を教えてほしいって言われたので、僕の台本をお渡しして…。僕は台本にいっぱいメモ書きする方なんで、それも参考にしてもらって、あとは完成までノータッチです。初めて曲を聴いた時、2人が口を揃えて「まめのことを思いながら書いた」って言ってくださって、本当に嬉しかったなぁ。
台本に書くメモって、どんな内容なんですか?
僕、作品に入る時には、まずこの作品が何を伝えたいのかを考えて、台本めくった1枚目にバーンって書くんですよ。それで、その目標のために自分が作品の中で何を見せていけばいいのかを書き出していく。シーンごとにも、自分が考えるシーンの目的とか意味を書くんです。だから使った台本はすごく大事なんで、メンバーにも「絶対返して」って言いました(笑)。
この後、始球式ですよね。「マツダ スタジアム」では初めてだと思いますが…。
いやー、やっぱり緊張しますね。
あ、でも野球経験者だからピッチングは大丈夫ですね。
いやいやいや! それはそうなんですけど、もう全然…! それこそ前にやった始球式から1年、ほとんどボール触ってないんで。やる前にちょっとでも馴らしておかないと…。それに野球部時代はピッチャーやったことないんですよ。中学生の時に立候補したら、お前はキャッチャーやれって言われて(笑)。ピッチャーのセンスがなかったんですね。
「BADBOYS -THE MOVIE-」は、広島をイメージした架空の都市「廣島」が舞台です。広島の皆さんにメッセージをいただけますか?
広島と言えば、やっぱり赤!というイメージが強いと思うんですけど、この「BADBOYS -THE MOVIE-」も赤をテーマカラーとしてやってます。司もずっと赤の服着てたり、赤い単車に乗ってたり。
作中に出てくるグループの名前が「廣島Night’s」だったり、車が廣島ナンバーだったりもしますよね。
はい。ぜひ映画館に足を運んで観ていただきたいですし、JO1っていうグループも、ちょっとでも気になったら検索してみていただけたら嬉しいです。