Peter spoecker  |
| 2002.10.11@ONE
LOVE |
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| TJじゅん作的『生音グルーブの旅 其の三』 |
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『生音グルーブの旅』は、とりあえず今回で最終回。今回はオーストラリアの原住民・アボリジニ族に伝わる管楽器「ディジュリドゥー」がテーマです。
最近街で見かけません? ジャンベ(アフリカの太鼓)をはじめとする民族系大好き君たち。東京辺りでは2〜3年前くらいから急速に広がったムーブメントなのですが、いよいよ広島にも根付いてきた感じです。
で、ディジュリドゥーって何?ってことになるわけですが、簡単に言うと巨大な笛。ユーカリの木をくりぬいて、筒状にしただけのシンプルな笛です。唇をブルブルッと震わせ音を出す楽器なのですが、とにかくこの音がとんでもない! 「ボワーン」というか「ゴワーッ」というか「ビヨーン」というか。なんだか宇宙の音がします(笑)。聴こえてはいけないような音がします。 |
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| 今回、初来日したピーター・スポエッカーさんは、ディジュリドゥーの世界では異端的な存在。フラワームーブメントのど真ん中を生き抜いてきた60代・男性。カリフォルニアとアリゾナの間の砂漠で暮らすベジタリアン(サボテン食ってるのか?)。現在でも世界中からオファーを受け、各国のトランス系パーティで吹きまくり。と、これが彼のプロフィールです。正直、ライブ当日まで音源を聴いたことはありませんでした。でも、どうしても行かないといけない気がしたんです。いわゆる直感です。絶対面白いはずって(笑)。 |
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| 当日集まったのは50人くらい。会場のキャパ的には満員状態。根っからの好き者が半分、(編)も含めて興味本位が半分というところでしょうか。個人的には儀式的なライブを予想していたので、かなり構えて聴いていたのですが、結論からいうと「POP」でした。「おい、じいさん! 好き放題じゃん…」っていう(笑)。いい意味で肩透かしをくらった感じ。ピーターさんいわく「これはカリフォルニア・スタイル」とのことでしたが、なぜか笑いまくってしまって…。きっと、みなさんもそうだと思うんですよ。未知の世界に遭遇すると頭がフリーズしてしまう。確かにインパクトは凄いけど「この人って本当に凄いの?」「実は素人だったりして…」。などなど、失礼ながら(編)の周りでは疑いの発言まで飛び出す始末…。「ライブっていうか、これって世界ビックリ人間じゃないの?」。いやいや、ピーターさん本当にすみません。 |
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| 「いくら考えても納得できないな」。(編)とアホなお友達ご一行は、その足で、幟町のディジュリドゥーが吹ける居酒屋に行きました。「分からないから自分で吹いてみようよ」と。「多分簡単だよ、あれ」そんな会話をしつつ、初めての挑戦。「ぷすっ」「ブハ」「ぷぷぷ」…音が出ない。この後、それらしき音が出るまでに2時間。そして朝まで3時間。完璧にディジュリドゥーの虜です。「ピーターさん、やっぱり凄いわ!」。この結論が出たのはライブから実に8時間後のことでした。 |
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| 完璧にハマった(編)は、毎日欠かさずディジュリドゥーの練習中。11月には日本人ながら、アボリジニ族のディジュリドゥー大会で優勝経験を持つGOMA(この人のCDは普通に流通しているので、ぜひご一聴を。特に最新作がオススメ)のライブも体験し、日々その奥深さを実感しています。余談ですが、パセーラ4階の某インド雑貨店スタッフいわく「最近なぜかディジュリドゥーが売れまくっとるんよ。なんでじゃろ?」とのことで。フフフ、ピーターさん効果恐るべし。 |
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次回のライブレポートは、がらりと路線を変えてロック。急遽解散を発表した、あの人たちの広島ラストライブです。広島ロックシーンの重鎮的クラブイベント「THE
CLUB ROCKS」のクルーたちも交え、涙涙で語り合う予定。しばしのお待ちを。
(Text by じゅん作) |