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■インタビューの舞台裏 >>舞台裏トップ
来広ミュージシャン
ナオミヨシムラ
naomi yoshimura
<TJ的、(編)的、私的>
profile●1979年、神奈川県生まれ。ソウル、レゲエ、R&B、ゴスペルなど幅広い音楽に魅了され、1996年より活動を開始する。2002年のNYで吉田美和、中村正人と知り合い、同年よりドリカムのツアーに参加。2003年7月にDCT recoredsからデビュー。

――おひさしぶり。
「おひさしぶり」
――近頃は?
「楽しいです」
――そーなんだ。
「そうなの(笑)」

おひさしぶりです、ナオミさん。
これまでインタビュアーとして、数多くのアーティストに出会いましたが、そのなかでも忘れられない存在が彼女です。
プロモーションという(人が対話するには)ある意味微妙な場面で、極めて私的な、極めて内面的な部分に突っ込めた、数少ない1人。
主語のない会話が、ことごとく成立。前回のインタビューでは、それが嬉しくて、嬉しくて、とめどなく語り合いました。
でも、その後、(編)はとんでもないツケを払うことに。
後日、そのインタビューテープを聞きなおすと、なんじゃこれ?くらいの状態で。
テキストエディター7ページをぎっちり埋めた言葉の数々は、使用不可能な断片ばかり。
使用不可能というか、編集不可能というか。文字に変換した時点で、その意味が全く通じなくなる。そんな感じだったんですね。

――すっごい大変だったもん、この前の編集。
「(笑)。ですよね、きっと」
――なので、今回はバシッといきますよ。とりあえず本編は脱線なしで。
「おっす」

とは言ってみたものの、この人、そういうスタンスに立った途端、全然話せない(笑)。おい、それって小学生の作文かよ!ってくらい、妙にたどたどしくて。

「やっぱ、無理こういうの」
――(笑)。いや、でも、お仕事なので。
「はい。お仕事お仕事」

マネージャーさんの力を借りつつ、なんとかプロモーショントークを成立。
こういう書き方をすると、それがとても嘘つきな作業だと思われるかも知れないけど、それはとても大切な作業だと思います。
そんな微妙なバランスで、媒体とアーティストが関わって、結果みなさんにすんなりと伝わればいいなと。
彼女はミュージシャン。本質は歌にあるから。
試聴して、感じて、手に取って…、その音楽がみなさんの生活のなかに溶け込んでいけばと。
(編)は常に思っています。

(text by じゅん作)

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