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| 来広ミュージシャン |
ドーピング・パンダ
DOPING
PANDA
<今はとにかく純粋な部分での音楽をやりたい> |
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| profile●(Vo)(Gu)FURUKAWA、(Ba)(Cho)HOUJO、(Dr)(Cho)HAYATOの3ピースバンド。1997年に結成し哀愁系のメロディラインをベースにパーカッションやターンテーブルなどを加え独自のパフォーマンスを確立。エンターテイメントバンドとして話題を呼んでいる。 |
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――今回のアルバムもそうなんですけど、曲時間が短いのはなぜ?
FURUKAWA(以下F)「それはやっぱプロデューサーやメンバーもそうだけど一番気持ちがいいサイズなんですよ。やっぱり長い曲がそんなに好きじゃないのかなと思うんですよね。だから自分たち的には、短くしてるというよりは、必要なサイズ、必要なものをいれてるだけって感じなんですよ。特に僕ら英語詞だから同じパーツが何回も並んでしまうことがすごく蛇足な気がしちゃうんです。日本語詞で日本語の内容が変わってたらそれは聴けちゃうのかもしれないけど…。」
――なるほどたしかに曲時間は短いけど、良いテンポでポンポンかわっていきますよね。聴いててあきないから楽しいです。
F「僕らアレンジとか凝ってて、すごくエッジの効いてることをやろうとしてるんですね。だからサイズだったり構成だったりとかはシンプルにしようって意識はどこかにあると思うんです。だってそこまでやっちゃうとただの嫌味っていうか…。僕らやっぱりポピュラリティとハイセンスってのを両立させたいから…。だからそのサイズが短いとか構成がAメロ、Bメロ、サビとちょっとギターソロがあってみたいなシンプルな構成にしてるっていうのはそこでポピュラリティをだそうとしてるんですよ」
――それは結成時からずっと?
F「そうですね。初めから3分。でも僕の持論なんですけどロックは3分で完結すると思うんですよ。まぁ〜長いのも好きですけど、「クイーン」だったりとか「イエス」とかそういうプログレッシブな音楽も好きは好きなんですけど、自分がいざ演者としてライブでやったりとか作曲するときはやっぱり3分で完結するなとは思うんですね」
――今回のアルバムで具体的に「ここは注目」って部分はありますか?
F「それもこうやって取材を受けて質問されると、そういえばどれが一番気に入ってるんだろうなって自問自答するんですよ。前回のアルバムとかは自分の好きな曲ってたしかにあったんですけど、今回はアルバム1枚を通して全部が自信作でどれが特にっていうのじゃないんですよね。不思議なことに…。まぁ、どれも自信持ってるし。なんかすごくコンセプトアルバムでもないし、こういう曲を集めようって思ったわけでもないし。まぁ、もちろん聴いてもらえるとわかると思うけどいろんなジャンルがバラバラ入ってて。でもなんかオレは今までのアルバムの中で一番ロックだし、一番統一された作品作ったかなと思ってます」
――それはとにかく昨年ライブにこだわってきたことの成長の証ですね。
F「最近よく言っているのがもしかしたらドーパンというドーパンらしいものがこの作品でちょっとできたのかなってすごく感じてるところです」
――このアルバムはまさにDOPING PANDAが何をしようとしているのかがよくわかるってことですね。
F「そうですね。何をやろうとしてるか、何を見せようとしてるか、どうなりたいかってことがこれまで絵空事で適当…、いやいや適当じゃない(笑)。絵空事でしゃべってたことが少し具体化されたのかな、方向性が…」
――その方向性っていうのは?
F「う〜ん、口で言うのは難しいんですけど、あえて簡単に言うのならやっぱロックバンドだってこと。と、新しいことをしようとしているということ。まぁ〜そういうバンドはいることにはいると思うんですけど。だからさっきもいったハイセンスでポピュラリティのある…、ちょっと抽象的になっちゃうけどそれをすごくみせようとしているのかな。で、タイトルにも戻っちゃうんですけど、とにかく音楽をやりたいんですね、僕ら。『WE
IN MUSIC』って、文法的にはおかしいんですけど。とにかく純粋な部分での音楽をやりたいんですよ。メロディラインだったり、アレンジだったり。ライブにしても進め方だったり、セットリストだったり。そういうこともあって僕ら英語詞なんですけど、日本語って何よりも先に耳にはいっちゃうから。歌詞が先に耳に入っちゃったりすると純粋な部分をなかなか聞いてもらえないじゃないですか。そういう部分ですごく本当に音楽の最小公倍数でやろうとしてるんですよ」
――物は成長。思いは基本に戻る?って感じに思えましたが…。
F「そうですね。作曲する楽しさっていうか、そういうのが高校生の時にギターを覚えたころの一番純粋な部分に戻ってんのかなって思うんですけどね」
――いい意味の原点見直しですね
F「でも個人的には全然振り返っている気はないんですよ」
――ちなみになぜバンド名がDOPING PANDA?
F「適当です(笑)」
――正直このバンド名聴いちゃうとなんかコミッバンドかな?って思っちゃいますね(笑)。
F「そうですよね。いやーこれは本当にかなりのハンディキャップを背負ってやってると思いますよ。DOPING
PANDAって聴いちゃうとやっぱりコミックバンドだったりとか、ドパンク、ドハードコア」
――そうですね。
F「僕らもともとパンクシーンからでてきちゃってるから、おれが今インタビューでいけしゃあしゃあと答えてるような内容とはかけ離れてると思うんですよ、世間のイメージは。でももう自分ら的にこのバンド名が耳に慣れてるし…。でもバンド名を変えようかっていう時もあったんですよ、ぶっちゃけ。特に思い入れがあってつけたわけじゃないんで。うちのベースと最初組んだんですけど、バンド名を決めるときに雑誌をあけて指差しただけで。ここまでのめり込むとは思わなかったし。あとはバンド名っていうのはどうでもいいって思ってたんで。今もそれは思ってるんですけど。それはあとからついてくるもんだから。これがもっとももっと認知されれば、DOPING
PANDAって響きを聞いただけでクラブロックとか連想されるようになると思うんですね」
――バンド名から連想されるものが消し飛んで全然本当にあとからついてくる
F「まぁ〜理想ですよね。そうなってくれれば。でもたまに後悔しますよ(笑)。もうちょっといい名前をつけとけばもっとイメージよかっただろうなって」
イメージと違い本当に良く話してくれたFURUKAWAさん。自身も「僕はよくしゃべりますよ」と言っていたがまさにその通り。しかし話していてもやはりロック。音楽やその生き様、気持ちにロック…、アツイものを感じました。5月25日(火)のライブはぜひ行きたいですね。みなさんも一度みてはいかが?
(text by らっきょU) |
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