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| 来広ミュージシャン |
ひろさわただし
広沢タダシ
<音で会話して、同じ感動をもとめて> |
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| profile●2001年"手のなるほうへ"でデビューしたシンガーソングライター。どこかで見たような、誰もが経験するような…。聴き手の日常と地続きでありつつも、独自の視点で捉え発信する世界観が魅力。2003年、大晦日にはクラブクアトロでのカウントダウンライブを行った。 |
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――新作の原点ともいえるのが夏のストリートライブ。しかも連続で2ヵ月間。そもそも、それを決行しようと思ったきっかけとは?
「もともと生歌を聴いてもらえる機会が少ないなとは思ってて、もっといろんな人の前で歌いたいし…、うん。ライブハウスとかもちょこちょこは出てたりしましたけど、ライブハウスではね、やっぱ限界があるし。ライブハウスよりね、もっと自由にというか。そこら辺の道を歩いてる人に聴かせるくらいの自由さがほしいなと。じゃ、路上に出たら?ってう意見があって。で、まぁ、ストリートとかしたことなかったんですけど、今まで」
――そうなんですか? それは意外かも。
「うん。未知の領域やったんですけど」
――しかも2ヵ月も固めて。
「多分、単発でやるとよくなくて。やるならちゃんと正しい伝わり方がするように、徹底的に。そうやってけば、すごい大きい物が得られるような気がしてたんですよね、漠然と」
――漠然と、の部分の解答は?
「自分と音楽の距離っていうかね。音楽が近くなった2ヵ月やったかな。歌ってる自分と歌ってない普段の自分と、その差が取り払われたというか。すごい自然に歌えるように」
――歌が、より生活の一部に。という感じでしょうか?
「構えて歌うんじゃなくて、自分の中から出る物として、自然にね」
彼の言葉からはとても強い意志が感じられる。
でも、その言葉のテンションというか、テンポというか、それは決して社交的なタイプの人間が発する「それ」ではなく…、どちらかというとその反対。
――とっても広沢さん、お友達が多い…、ですね? 今回のアルバムの参加メンバーって、本当に幅広い。彼らとの繋がりは、どうやって深まっていったんすか? あまり人付き合いが得意そうじゃない、なんていったら失礼ですが(笑)。
「(笑)。友達は増えましたね。デビューして2年ですけど、気が付けばっていう感じもあるし。…一緒にレコーディングをするっていうのはすごく親密になれますよね。一緒に音を出すっていうのはすごい大きなことやないですか。だから、これ作ったことによって、すごくね、さらに近くなれた感じがします
。この中には、僕が友達と言うにはあまりにもおこがましい大先輩もいるわけですけど。やっぱ音楽で、一回一緒に演奏するっていうのは、する前とする後では全然違う。共同作業ですよね、音楽で会話をして、同じとこを見る瞬間があるっていうのは、すごい大きなことで。なにかに向かって、同じ目的を持って、同じ感動をもとめて作り上げていくわけで」
――アルバム参加メンバーが全員揃ったライブとか、見たいな(笑)。
「濃いですね、それ、きっと濃いな(笑)」
(text by じゅん作) |
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