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2023/04/20 更新

異国の地イランで謎を解明 前代未聞の一大プロジェクトの回顧展

広島大学考古学研究室では、’71年に松崎寿和教授を隊長とし、「イラン学術調査隊」を結成。イラン北部、特にカスピ海に近いゴルガーン平野での学術調査を開始し、計3回の調査を行ってきた。今回は、これまで収集された資料に関する調査成果を一挙に展示。イランでの調査中の写真、各遺跡で収集してきた彩文土器や暗色磨研土器、バイメタル剣、石鎌など貴重な資料が並ぶ。調査隊発足から現在までの研究の軌跡と合わせ、イランで行われた調査についてや、海外渡航が一般的ではなかった’70年代にイランで学術調査を行うことの難しさなどを広く紹介する。4月29日(祝)17時30分~19時には、ギャラリートークを開催。

広島大学イラン学術調査隊50周年記念展 
ペルシア踏査1971
【時】4月25日(火)~30日(日)各日11:00~20:00
 ※最終日~13:00
【所】gallery G(中区上八丁堀4-1公開空地内) ☎082-211-3260