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2019/12/30 更新

ヘラも箸も使わずに お好み焼を食べる!?

「お好み焼はヘラを使って食べるもんじゃ!」というのが広島人界隈の常識。そんな中、5年ほど前から「ワンハンドスタイルお好み焼」なるものが登場し、サンフレッチェ広島のホームゲームが開催される「エディオンスタジアム」や、全国のイベント会場を賑わせているらしい。その名も「パリオコ」。提供しているのは宇品の電車通り沿いにある『鉄板こうさか』。鉄板焼のほか海外ビールやワインなどお酒も充実し、仕事帰りのサラリーマンなどで賑わう。「お好み焼専門店ではないのか…」という記者の心配は取材を進めていくうち、まさにお好み焼のごとくひっくり返された。全国的にみた「お好み焼」のイメージは関西風であることを痛感した店主が、広島のお好み焼をもっと全国に広めるため約2年かけて考案。鉄板で作られるのはミニサイズのお好み焼。仕上げに中央に卵を落とし、パリパリに仕上げた麺でサンドイッチ。麺は食感を引き立たせるため直前にしっかりプレスして焼いた後、サッとひと揚げする。使用するのはダイフクソース。スパイシーな味が香ばしいお好み焼とよく合う。より愛されるお好み焼へ。店主の思いは熱かった。

 

鉄板 こうさか

【住】南区宇品神田3-7-2 ☎082-251-0039 

【営】18:00~24:00・OS23:00 ㊡水曜、12/31(火)~1/3(金) Ⓟ7台 □座敷なし □個室なし □全席禁煙 □子ども用設備なし