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2019/10/23 更新

指揮者カンブルランが広響初登場 革新的な2人の交響曲を披露

 本公演では、交響曲の父ハイドンと、交響曲の分野に新たな可能性を示したベルリオーズに着目する。現代を生きる私たちからみると、保守派がハイドン、革新派がベルリオーズというような印象を受けるが、実はハイドンの交響曲は常に新しさを追い求めた〝革新派〞。また、ハイドンの作品と言えば『火事』『うかつもの』『熊』『V字』などのユニークな名前が付けられている。今回披露する『交響曲第102番変ロ長調』は〝奇跡〞と付けられるはずの名作だ。指揮には、読売日本交響楽団での下野の「縁」により迎えることとなった、フランス出身のシルヴァン・カンブルランが登場する。ハイドンとベルリオーズ、それぞれの時代の革新的な交響曲をお楽しみに。

【読者プレゼント】このコンサートの招待券をペア2組に。希望者はハガキに〒【住】【名】【年】☎を記入して、編集部「広響」【部】係まで。10月24日(木)必着。※編集部の住所はP121参照。

広島交響楽団 第395回定期演奏会
【時】11月29日(金)18:45~
【所】広島文化学園HBGホール
【料】S席5200円、A席4700円、B席4200円(学生1500円、要学生証、広響事務局のみ)
【チケット】 9月29日(日)発売 (L) 62538 (ぴ) 142-487 エディオン広島本店PG、福屋八丁堀本店ほか
【問】広響事務局 ☎082-532-3080

 

指揮:シルヴァン・カンブルラン ©Marco Borggreve