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2019/08/15 更新

THE定番!愛され広島みやげといえば…

亀屋の「川通り餅」

広島っ子なら誰しも一度は耳に、そして口にしたことがあるだろう川通り餅。『亀屋』は終戦直後に創業し、水難よけの縁起物として作られ ていた川通り餅を商品化。もともとは餅にお彼岸な どで仏壇に供える落雁(らくがん) の粉をまぶしたシンプルなもので、 求肥とクルミと砂糖で作る現在の形になったのは1 9 7 2年頃のこと。
柔らかさや甘さなどは時代と共 に変化してきたものの、昔と変わらぬ材料と製法で味を守り続けている。クルミを大きな鍋で炊くところ から、今でも職人による手作り。 もっちりとした食感のなかで、時折 パリッとはじけるクルミの歯応えが小気味良い。ほとんど広島市内でしか流通しないため、県外の人への手土産にぴったり。

亀屋】住/東区光町1-1-13 ☎082-261-4141 営/8:30~17:00(土日曜・祝日9:00~)