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2019/04/25 更新

【誌面で振り返る】平成元年~平成5年の広島 バブル経済を背景に建設ラッシュ!

平成の広島は「’89海と島の博覧会」で幕を開けたが、県と市がにらんでいたのは平成6年のアジア大会だった。海外からも多くの選手や観光客が押し寄せるこの大会を都市整備のチャンスととらえ、多額の予算がつぎ込まれた。特に交通インフラには力を入れ、平成元年に市中心部と競技会場をつなぐ「アストラムライン」を着工。三原市本郷には新広島空港を開港し、山陽自動車道の県内全線開通も推し進めた。同時に西風新都にメイン会場となる広島広域公園を建設。陸上競技場(愛称ビッグアーチ)は大会に先駆け、平成5年に開幕したJリーグで「サンフレッチェ広島」のホームスタジアムとして使用された。